JATSに基づくXMLの作成は学術雑誌を作成する上で必須となっています。ただ、日本のXMLの立ち後れは目立ち、1月のJSTのセミナーでも強調されていたようにXMLが作成されていないばかりに、世界の学術情報流通から日本だけ取り残されるという事態となっております。J-STAGEも現在は書誌XMLが必須であり、XML作成は急務で、学会のニーズもこれまでになく高まっています。
しかし、一般論は別として実際に学術雑誌作成において、製作を委託された印刷会社や出版社はどのようにXMLを作成すれば良いのか、必ずしもその方法は定まっていません。
そこで、今回のセミナーでは、昨年の初心者向けセミナーを受けて、XMLの実務についてを学びます。
実際にXMLを作っておられる印刷会社やXMLツールのベンダーに壇上にあがっていただき、学術XMLの作成の現場を語っていただきます。また最近話題になりつつあるオーサリングツールの動向についても解説いたします。のち、パネルディスカッションでそれぞれの方法について得失を議論いたします。
本セミナーは2020年5月に対面で行う予定だったものですが、まだコロナ禍も終息しませんので、今回はWEBを利用したウェビナーとします。
個々の会社の作成事例を公開いたしますので今回は会員限定となります。会員のみなさまの積極的なご参加をお願いいたします。
概要
第一部:学術情報XMLの作成方法あれこれ
- 我が社の 作成事例 三美印刷 小宮山印刷
- oXygenとAH Formatterによる作成技法 アンテナハウス
第二部:オーサリングツールの現在
オーサリングツールの紹介と今後の展開 時実会長
第三部:パネルディスカッションと質疑応答
- それぞれの技法の得失について、登壇者間でディスカッション
- 会場からの質疑応答
開催概要
日時:2020年11月16日(月) 14:00-17:00(13:45セッション開始)
定員:30名 先着順
料金:XSPA会員限定:無料
主催:学術情報XML推進協議会(XSPA)
ウェビナー受講方法: 下記より申し込みいただけましたら、ウエビナー参加用のURLとパスワードをお知らせします。
お申し込みURL: https://pro.form-mailer.jp/fms/3ea808f8207890